「雨の日を好きになる」

勤めている会社は数年前よりリモートワークが推奨となり、
さらにフレックスタイム制だったこともあり、
会社員の割には時間に縛られることなく、過ごせている。

仕事のモチベーションや、集中力が環境に左右されやすい性格の私は、
家で仕事をすることが増えた時に、まず取り掛かったのが、
自分の部屋を快適に過ごせるように変えていくことだった。

テーブルやチェアは、この家に引っ越した時に買ったもの。
当時は、ナチュラルな雰囲気が好みで、
オークの素材を感じられるものを選んで、気に入って愛用している。

ここ最近は少し趣味が変わり、モダンな雰囲気が好きになった。
今持っている家具は気に入っているし、これからも使いたい。
でも少し雰囲気は変えていきたい。
そんな気分にぴったりとフィットしたのが、POL open shelfだった。

線の細いスチールのフレームとメラミンの天板がモダンな印象のデザイン。
でも、木素材も取り入れられていることで、
これまで使っていた家具とも合わせやすい。

シェルフは、収納としての機能を持ちながらも、
部屋を飾るスペースとしても、両方の役割がある。

仕事で使う資料を収納したり、お気に入りの本を入れたり、
オブジェや植物を飾ったり、
その時に気分に合わせて、配置を変えたりもしている。

仕事の時は資料も探しやすく、取り出しやすくとても重宝している。
リモートで打ち合わせなどをするときでも背景としても美しい。

新たに家具を少し取り入れるだけで、
こんなにも毎日の暮らしや気分が変わるのだと再実感をした。

最近は雨の日も多く、より家に篭ることが多くなった。
以前まで雨の日の薄暗さに、どんよりしたような空気を感じて、
少し憂鬱な気分になることが多かったけれど、
最近は家の中が好きだからか、雨の日が少し好きになってきたように思う。

雨の音を聞きながら、自然を感じ、
薄暗さは間接照明での光の演出を、より際立たせてくれる。

何よりも、雨上がりに差し込む光が
朝日とも、夕日とも少し違った、
どこかより前を向いていくよう、背中を押されているような、
独特な感情を持たせてくれる。

最近はどんな時でも、毎日が楽しい。
心からそう思える。