coordinate story

「気に入ったモノを永く使いたい。」

小さい頃からこだわりが強かった。

これといったきっかけがあるわけでないけれど、
思い返せば、幼い頃の"教え"が影響していると思う。

両親が仕事で家にない時間が多く、
祖父母に育ててもらうことが多かった幼少期、
おばあちゃん子だったこともあり、
祖母からの"教え"が今も染み付いている。

「相手のことを尊重しなさい」
「自分で考える力をつけなさい」
「感謝の気持ちを忘れない」
そして、
「モノを大切にしなさい」

その教えてもあってか、
昔から物持ちが良く、自分が使うもののメンテナンスは欠かさず、
愛着を持って、長く使うことが多かった。

自分で選んでモノを買うようになってからは、
長く使い続けるものを、と考えることを前提にしていることもあり、
ゆっくり時間をかけて吟味し、選ぶようにしている。

インテリアにしても、
長く、大切に使い続けられるもの、
使い続けたいと思えるものを、ゆっくりと選んだ。

ダイニングテーブルはメンテナンスができるものを、
ソファは洗えるようにカバーリングのものを、
シンプルだけど、どこか綺麗でデザイン性がある家具を。。

そうしてゆっくりと選んで、
これから先もずっと付き合っていきたい家具に出会い、
これから先もずっと暮らしていきたい部屋になった。

使い捨てのようなモノが増え、
流行に合わせて買い替えができるように
リーズナブルなものが増え、
買うと同時に、手放す時のことも想定しながら
モノを買うような人が増えているような気がする。

それは、便利で豊かなことのように思えるけど、
どこか寂しく感じることがある。

ひとつひとつのモノを大切に、長く使うことで、
本当に自分が欲しいと思えるモノ、
使い続けたいと思えるモノに出会い、使い、暮らしていける。

そういう小さな積み重ねが、
本来の心の豊かさのように思えるのです。

concept

"着飾らない" 自分たちらしい"心地よさ"を求めた暮らし。

トレンドや、評価を気にせずに、
自分が良いと思ったモノや空間で暮らす。

本当に欲しいと思ったモノを選び、
愛着を持って、長く・毎日使い続ける。

普遍的だからこそ、
本来の豊かさを感じられる。シンプルでミニマルな暮らし方。

point 1

welmeシリーズでまとめた統一感のある空間。

point 2

ウォルナットの重厚感が感じられるモダンで上質な空間。

point 3

角度やラインを真っ直ぐに合わせることで、 綺麗で引き締まった印象に。

coordinate item